家族なのにどうして

【家族なのにどうして】感想!家族愛に泣ける!感動!面白いので必見です!

ずっと「面白い」という評判は聞いていたものの、話数が長いゆえ、なかなか見る気になれなかったのですが、一度見始めると、寝る間も惜しんで見てしまいます。

あまりにも面白くて、友人にもすすめたら、同じく「止まらなくなった」と言っていました。

心温まるホームドラマで、これまた泣けるのです。見終わった後、本当に良いドラマだったなと感じました。そう感じた所以について、感想を綴りながら紹介していきます。

家族愛について考えさせられる!

マンネで次男のダルポン(パク・ヒョンシク)の誕生と引き換えに、母親が命を落として以来、父親のスンボン(ユ・ドングン)は男手ひとつで3人の子供を育てています。

そして母親代わりをしているのが、同居している父親の妹スングム(ヤン・ヒギョン)。しかしながら成人した子供たちは、毎日、自分のことで頭がいっぱい。父親とはどんどん距離ができてしまいます。

それでも寒い中、帰りが遅い子供たちを心配し、外で待ち続ける父親のスンボン。けれども、そんな親の心境を子供たちはまったく理解できません。

スンボンに「おかえり」と言われても、「ただいま」と一言だけ返し、いそいそと家の中へ入ってしまうのです。

健康を気遣うスンボンに、朝ごはんをちゃんと食べるよう言われても、時間がないとか眠たいなど、そっけない返しをします。忙しいのは仕方がないとは言え、思わずハッとさせられような場面。まさに、親の心子知らず。

ある日のこと。スンボンは、自分が大病を患っていることを知ります。親の言うことを聞かない子どもたちを、甘やかしたままではいけないと気づき、わが子を相手に「親不孝訴訟」を起こすのです。

これは親が子供に対し、今まで育ててきた費用の返還を求めるという、実際に韓国で起こった訴訟。同居とは言え、子供たちはそれぞれ自分の好きなようにお金を使ってきたため、返せるだけの蓄えなどありません。

父親が裁判を起こした意味も理解できず、逆恨み。しかしスンボンは、払いたくないのであれば、条件を飲むよう子供たちに命じるのです。

たとえばその条件は、一緒に朝ごはんを食べるなど、実にシンプルなもの。ただ子供たちは、要求の意味がまったく理解できません。けれどもスンボンは、ただ普通に親子の時間を持ちたかっただけなのです。

親はいるのが当たり前と思いがちだったり、日々の生活に追われていると、何かと自分のことばかり考えてしまいがちになったりするかもしれません。いざという時になり、大切にしなければいけないのだと思っても、どうしようもありません。

改めてふと、親子関係について本当に考えさせられます。そして訴訟を起こされるまで、3姉弟はあまり仲が良くなかったにもかかわらず、次第に結束力を高めていくのです。結局は、家族。

ひとつ屋根の下に暮らしながら、心はバラバラだったのに、いつの間にか家族の形を取り戻していくところに引き込まれます。




チャ家は大家族!結局は家族だから気になる存在

チャ家には、父親のスンボンと3姉弟のほか、叔母のスングム、スングムの娘の夫(キム・ジョンミン)が同居中。そこにソウル(ナム・ジヒョン)が転がりこみ、続いて、海外に住んでいたスングムの娘ヨンソル(キム・ジョンナン)も帰国し、一緒に暮らし始めます。

おもしろいのは、みんな口が軽すぎ。誰かが誰かの秘密を握れば、絶対に言わないと約束しても、いつの間にか家族全員が知っているのです。

ガンシム(キム・ヒョンジュ)が「この家にはプライバシーがまったくない」と言う通り、本当にすべて筒抜け。家族はみんな事情を知っているからあれこれ口出ししたくなるのですが、当の本人にとっては、それがすごくウザく感じられるのです。

しかし家族みんな、それぞれに対する愛があるからこそ、口を出したくなるもの。それでも、どうしても触れられたくない部分に触れられると、干渉されているような気分になったり、気分を害したりするのです。

そのためケンカにもなるし、関係がこじれてしまいます。『家族なのにどうして』というタイトルは、このドラマを見ればその意味がよくわかります。家族だからこそ、逆になかなかわかり合えず、ややこしくなる関係。そのもどかしさが、しっかり描かれています。

ダルポン×ソウル×ウノの三角関係

日本タイトルには「ボクらの恋日記」というサブタイトルがついているのですが、チャ家の姉弟の恋愛関係もみどころ。まずは、マンネのダルポン(パク・ヒョンシク)。

末っ子らしさがよく出ていて、甘えん坊なのが特徴。しっかり者、ソウル(ナム・ジヒョン)との不器用な恋愛が見どころです。

ダルポンは頼りなかったり、周りから女心がわからないと言われたりしている一方、ライバルのウノ(ソ・ガンジュン)は、ソウルに対し積極的。ダルポンからすると、疎ましい存在です。しかしどれだけウノに押されても、ソウルはダルポン一途。まっすぐな愛情を傾け、尽くします。

ソウルがしっかり者ゆえ、ますます頼りなげに見えてしまうダルポン。ダルポン本人も、そんな自分に嫌気がさしています。葛藤を覚えながらも、愛情深いソウルに支えられながら、次第に一人前の男性としてしっかり成長していくのです。だだっ子のダルポンが男らしくなっていく過程には、キュンとさせられます。

ただ、ウノはどんなに頑張ってもなかなか報われないゆえ、なんだかかわいそうになってくるのです。しかし、良きライバルとして、三角関係を盛り上げてくれます。

ガンシム×テジュのほっこりラブコメディー

テジュ(キム・サンギョン)は本当に偏屈で、最初はとても腹立だしい存在でした。ところが話が進んでいくたび、良い意味で、このドラマの中で一番といっても良いくらい記憶に残る存在になります。

家庭環境のせいで偏屈者になってしまったのですが、ガンシムを想う気持ちは、とってもまっすぐ。恋をしている時のテジュはかわいらしく、ガンシムとの熱い恋愛模様には、本当に笑わせられます。

好きすぎるがあまり、しょうもないことで何度も電話をしたり、なかなか別れられず車の中で熱い時間を過ごしているところをソングムや四ソルに見らてしまったりなど、とにかく爆笑シーンが盛りだくさん。

テジュとガンシムの年齢は、37歳。若くして結婚したヨンソルのセリフに、「遅先の恋ほど燃え上がる」というものがあるのですが、2人の恋はその言葉通り。とってもコミカルに描かれています。

ドラマが放送されていた当時、テジュを演じたキム・サンギョンが「国民の可愛い子ちゃん」と呼ばれていたのも納得。テジュが登場しないと、つまらなく感じる時さえあります。

2人の恋愛において特に見逃せないのは、やはりテジュがガンシムにプロポーズをするシーン。このドラマの中の名場面のひとつにもなっています。ぜひ、ドラマを見て確認していただきたいです。

またガンシムとの結婚を許してもらうため、スンボンの無理難題にも奮闘しながら応えます。スンボンがあれこれ口うるさく言ってくるのは、ガンシムを思う気持ちのみならず、ある意図があってのこと。その理由にも、ぐっと胸が熱くなります。

ガンジェ×ヒョジンの夫婦愛

長男のガンジェ(ユン・パク)は政略結婚で、病院長の娘ヒョジン(ソン・ダムビ)と結婚するため、2人の間に愛はありません。とは言え、ヒョジンはガンジェにぞっこんです。

彼女は世間知らずのお嬢様ですが、ガンジェを想う愛はとっても深い。両親に反対されても、ガンジェのためにチャ家で同居を始めたり、実の母親から守ろうとしたりするなど、とてもかわいらしいゆえ、応援したくなります。

それでもしばらくの間、ガンジェはヒョジンの愛になかなか気づけません。ヒョジンの健気な姿を見ると、せつなくなるくらい。

けれども紆余曲折あり、ヒョジンの愛に癒されるようになったガンジェは、彼女を大切にし始めます。2人が夫婦として愛を深めていけるようになるのは、ヒョジンのおかげ。そんなところも、ホッと癒されます。

またガンジェは家が貧乏だったことが原因で、実力があってもなかなか医師としての地位を確立できなかったため、スンボンを恨んでいます。そのため、3姉弟の中では最も確執が深いのです。

ガンジェがスンボンに対し本当に冷たくて、なんて自分勝手なのだろうと思ってしまうほど。しかし病気を知った後、医者である彼は、人が変わったように、誰よりスンボンを心配するようになります。

あれだけ冷たかったガンジェが、嫁を思いやるようになったり、父親を思いやるようになったりする姿の変化をガンジェ演じるユン・パクが、とてもうまく表現しています。

『家族なのにどうして』を視聴した感想まとめ

韓国放送の話数はおよそ50話、日本の放送回数は79話と、長丁場のストーリー。そのため、本当にいろいろな問題が起こり、チャ家以外にもガンジェの嫁の実家やテジュの家族など、いろいろな人たちがからんできて、予想できない状況が展開されていくのです。

話が長いと間延びしてつまらなくなるドラマもあるのですが、『家族なのにどうして』はテンポも良いし、考えさせられる問題ばかりで、毎回本当に楽しく見ることができました。

ただしいて挙げるとすれば、子供たちはいい大人にもかかわらず、自分のことしか考えてなさすぎで、なかなか父親を思いやる気持ちが生まれないところに、やきもきします。

しかしそれも話が長いゆえ、無理に話を引っ張りすぎるという、韓国ドラマあるあるだと思えば許容範囲。

また、どの登場人物もキャラが立っていて、味があります。3姉弟を演じているヒョンシク、ユン・パク、キム・ヒョンジュ、そしてテジュ役のキム・サンギョン。この4名の演技は、特に必見です!

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