記憶 ~愛する人へ~

【記憶 ~愛する人へ~】の感想!後半からは涙が止まらない感動作でした!

ドラマを見る前は、『記憶』というタイトルは、アルツハイマー型認知症の主人公の「記憶」だけを指しているのかと思いきや、決してそれだけではありませんでした。

だからこそ、このドラマは面白かったのです。その理由や感動できるポイントなどについて、感想を交えながら紹介していきます。

涙なしでは見られない本当に泣ける感動のドラマ!

後半から最終回までは、涙を誘うシーンが満載です。中盤からは毎回タオル用意して見ていましたが、不要な回などなかったです。私が感じたこのドラマの最大の魅力は、テソクと家族やジスやソンファをはじめとする周りの人たちとのあたたかい関係性。

まず妻のヨンジュは、病気を知っても悲しみをこらえて毅然であろうとし、テソクを支え、一男一女をしっかり守り抜こうとします。子供のいじめ問題もからんできますが、テソク夫婦の子を思う愛情には、本当に心が温まります。そして息子のテソクに対する気遣いや成長していく姿にも、間違いなく胸を打たれるでしょう。

続いて、テソクの母親。彼の父親は若い女を作って出ていくなどだらしがなく、女手一人でテソクを育てたようなもの。一人で食堂を営む母親にとって、弁護士として働くテソクは自慢の息子。

そんな母もまた、テソクの病気を知り大きなショックを受けます。なぜ病気が発症したのは自分ではなく息子なのだろうと悩み、神には一日でも自分よりテソクが長生きをすることを祈るのです。母親の何ものにも代えがたい無償の愛には、涙が止まりません。

父親はだらしがなく、テソクに迷惑をかけてばかりです。そんな状態ですから、テソクは親とさえ思っておらず、疎ましい存在として見ています。中盤にはとんでもない事件に関わり、またしてもテソクの苛立ちを買うことに。

ドラマを見ていても父親の身勝手さにイライラが止まらず、本当に迷惑な父親だなと怒りよりため息が出てしまいます。

しかし、最後の最後!積もり積もっていたものが、すべて吹き飛ぶくらい感動的なシーンがあります。まさかあの父親に泣かされるとは。笑。「あぼんに~む」と、またしても涙腺が崩壊してしまいました。

前妻のウンソンは、息子が亡くなったのは自分たちのせいだと思っているため、テソクにもつらく当たります。ところが彼の病気を知ってからは、本当のテソクの思いなどにも気付き、氷のように凍っていた心が次第に溶けていくようになるのです。

後半になると、テソクとヨンジュとのやり取りにも、涙が止まりません。いやほんと!とにかく!自然と涙があふれてくるのです。

弁護士事務所では、ジンとソンファがしっかりテソクをバックアップしていきます。病気がバレないように気遣い、二人で一緒になって支えていく姿はとても微笑ましいです。ジンとソンファが、テソクを心から尊敬し、慕っているからこそ取れる行動でしょう。

日本で放送されている某会社のCMでは、「リーダーに恵まれなかったら……」などというフレーズが登場しますが、テソクというリーダーがいかに魅力的な人間なのか、改めて思い知らされます。




ジンとソンファの恋のゆくえも見どころ!

まっすぐで熱血なジンとクールだけど男の扱いをよく知っているソンファとの恋愛模様も、良かったです!本題のストーリーに引っ張られるばかりで、ちょろっと脇役の恋愛も描いておきました…… みたいなドラマがよくあります。

しかしながら本作品では決して描かれ過ぎず、かといってもの足りなさもなく、本当に良いさじ加減で描かれていたと思うので、ヒューマンドラマといえども、二人のラブストーリーもすんなり入ってきました。

ちょこちょこ描かれている感じだけど、職場という環境の中で二人が相手を異性として意識し合う流れも、とても上手に描かれていたと思います。ジンとソンファの掛け合いはおもしろいし、社内でのキスシーンもドキドキ、キュンキュンするのです。

さまざまな事件が重なり合い、目が離せないサスペンス

このドラマがおもしろいと感じたのは、サスペンスストーリーも絡んでいるところです。テソクが過去に交通事故で息子の命を奪った犯人捜しを始めることで、予想もしていない展開が次々と待ち受けています。

国選弁護士をしていた頃の事件、テソン法律事務所や現クライアントとの人物関係などさまざまな点がひとつずつ結び付き、線となってつながり、犯人にたどり着くだけではなく、交通事故などの背景にあった陰謀などさまざまなことが明かされていくのです。

そのハラハラ感やテソクのじわりじわりとこみ上げてくる怒りの感情などに引き込まれ、緊張感も高められる作品となっています。

『記憶 ~愛する人へ~』は感動で涙し、心があたたまる作品です

正直そこまで期待して見ていなかったのもありますが、視聴率がそこまで伸びなかったわりに、一部では絶賛されていたドラマというのがよくわかりました!これは、本当に秀逸な作品です。

「アルツハイマー型認知症」というキーワードだけが先行していると、イメージ的に、見たいドラマ候補から外れてくるかもしれません。でも!感動を欲している人には是非とも見ていただきたい作品です!

病気を軸として主人公の気持ちの変化、周りの人たちとの関係性などが重厚に描かれており、それが次から次へと涙を誘います。自分の家族など、大切な人との関係を改めて考えさせられるのです。喜びのみならず、憎しみや悲しみなど、あらゆる感情が込められている作品。

とても良い作品だと思えたもうひとつの理由は、やはりイ・ソンミンの名演技!今回もまるでその役柄の人物が憑依しているように見え、繊細な感情までもひしひしと伝わってきました。

演技とは思えないほどリアルで、この作品でも間違いなく引き込まれます。絶対に涙腺崩壊で、感動に包まれる作品です。

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